ぽつりのぽブログ

June 2009のアーカイブ

セール

目を覚ませ。50%オフではない。普段が200%なのだ。

By poturi | 09年06月30日(火) | コメント(0) | トラックバック(0)

キェシロフスキ・プリズム

渋谷のユーロスペースでキェシロフスキの短編を二本観た。「地下道」と「初恋」。

ユーロスペースは好きな映画館だ。ラブホテル街の一角に佇む、静かで文化的な空間。良質だけど誰の目にもとまらないような映画、観た後に難しい顔になる映画をいつも上映している。

「地下道」は別居中の夫婦(教師の夫と、地下商店街の雑貨屋で改装作業をする妻)が改装中の雑貨屋で会う話。暗い地下道の温度、臭い、湿気なんかが強烈に伝わってくる映像だった。みっともなさ、惨めさ。地上では汚いもののように扱われる感情だけど、これらはある種の美しさを持っている。その美しさは、地下道にいる人にしか目にすることが出来ない。

「初恋」は十七才の少女が妊娠して出産するまでのドキュメンタリー作品。少女は十七才とは思えないほどの強い自我を持っている。はったりかもしれないし、本当に成熟しているのかもしれない。その判断がつかなかった。いずれにしても、ろくでもない大人が子供を作るよりも、ずっと健全な気がした。

By poturi | 09年06月29日(月) | コメント(0) | トラックバック(0)

囲碁

囲碁を覚えることにした。これまで一度も碁を打ったことはないし、そもそもルールを知らない。完全にゼロからのスタート。

とりあえず日本棋院の楽しい囲碁入門教室を読んで、簡単な問題を解いていくうちになんとか基本的なルールは理解できた。陣取りゲームと石取りゲームが組み合わさったものらしい。それにしても、ゲームを始めるまでに覚えることが多い。

ルールを覚えたら、なにはともあれ実践。子供向けの囲碁九路盤ゲームに挑戦して、三度連続で負けた。完敗。まがりなりにも理系人が子供向けゲームに負けるとは屈辱だ。とりあえず、これに勝つまでは続けることにしよう。

By poturi | 09年06月25日(木) | コメント(0) | トラックバック(0)

流行色

洋服屋で好みのベルトを見つけた。無駄な装飾がなく、幅は細めで、かといって細すぎるわけでもない。しっかりとした革で作られていて、ベルト自身がベルトであることに誇りを持っている。質素の中にも洒脱さを忘れない。そんなベルト。二色のうち、どちらの色を選ぶかで悩んでいた。茶色か紫紺か。

「流行色はパープルとピンクです」

気づかぬ間に背後から忍び寄っていた若い店員は、唐突にそう言った。

流行色。流行色という言葉を耳にするのは何年ぶりだろう。十年ぶりくらいか。流行色は人目に触れない場所に長い間影を潜めて、次に現れる機会を眈々と狙っていたらしい。いや、多くの人にとって流行色はごく当たり前の言葉で、私だけがおいてけぼりだったと考えるほうが自然だ。

いずれにしてもパープルとピンクの組み合わせは新種の毒蛙みたいだ。毒蛙を想像しながらぼんやりとしていると、店員はこう付け加えた。

「流行色はほんの少し使うといいんです。さりげなく」

言下に私は答えた。

「そしたら流行色のパープルのほうをください」

生まれて初めての流行色。ほんとうは流行色云々は関係なく、ジーンズとの色の調和を考えてパープル(というよりも紫紺)に決めたのだけど、パープルと言うと店員も喜んでくれた。誰かが喜ぶことはいいことだと思う。

普段はベルトが見えるような服装をすることはないから、実はどんなベルトだってかまわない。だけど、ベルトがベルトとして美しいことは大切だと思う。見える見えないに関わらず、すべての釘はひとつひとつ正しく打ち込む必要がある。

By poturi | 09年06月18日(木) | コメント(0) | トラックバック(0)

空飛ぶスパゲッティモンスター教

FSM教からTシャツが届いた。

創造主であるスパモン様と、送料込みで$30.99のTシャツに感謝します。

ラーメン。

FSMのTシャツ

By poturi | 09年06月09日(火) | コメント(0) | トラックバック(0)

Blowin' In The Wind

近頃ディランの歌をよく聴いている。

Blowin' In The Windの歌詞を読んでいてふと思った。「The answer is blowin' in the wind」ってどういう意味なのだろう。あえて直訳すると「答えは風の中に吹いている」。俺に聞かずに風にでも聞いてくれという意味なのか、風は流れる時間(時代)のメタファなのか。素朴なだけにいろいろと解釈できるフレーズだと思う。

答えは風向き次第で変わる。そんな無常観が含まれているような気もする。

どれだけの道を歩けば
人は人として認められるの?

どれだけの海を越えれば
白鳩は砂浜で眠りにつけるの?

どれだけの砲弾が飛び交えば
すべての砲弾は尽きるの?

答えは風の中にある
答えは風の中にあるのさ

どれだけの年月が過ぎれば
聳える山は海に流されるの?

どれだけの年月が過ぎれば
人々は自由になることを許されるの?

どれだけ人は見たくないものから
目を反らすことができるの?

答えは風の中にある
答えは風の中にあるのさ

どれだけ見上げれば
人は空を仰げるの?

どれだけの耳があれば
人々の叫びが耳に届くの?

どれだけの死が積み上がれば
人はもうたくさんだと気がつくの?

答えは風の中にある
答えは風の中にあるのさ

By poturi | 09年06月08日(月) | コメント(0) | トラックバック(0)

口笛

口笛を吹きながら夜道を歩いていた。
ディランの「Blowin' In The Wind」。
公園の横を通りかかったとき、
真っ暗な公園のベンチから突然拍手が聞こえた。
誰もいないものだと思っていたから、
驚いてしまい口笛を吹くのをやめた。
なんだか恥ずかしくなってそそくさと公園を通り過ぎたのだけど、
後ろから「How many roads must a man walk down...」
と口ずさむ声が聞こえてきた。
こうしてディランは繋がっていく。

By poturi | 09年06月05日(金) | コメント(0) | トラックバック(0)

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